女風のお仕事を始めて約2年。その頃と今とで180度変わった思い
「女風はマイナー業界でいいかも」
始めた当初は、女風業界をメジャーに!とか女性の性についてオープンな世界を!とかの理想を掲げてたんだけどさ・・そうじゃないかもって話。
以下、あくまで個人的見解ね。
確かに性にオープンな世界は絶対に必要だし、そこは追求するべき。
でもそれは女風とは関係のない話だなと思う。
性のオープンな世界のため女風業界を盛り上げよう!なんて業界の思い上がりというかこじつけでさ
チョコ業界の陰謀(笑)バレンタインみたいなもんだなと・・・。
まず単純に、世間に認知されたらパートナーにばれるリスクが増える。
当然、男性側にも業界のことが認知されるわけだから、行っているかもと疑われてもおかしくない。
それとね、どれだけメジャーになっても依頼に勇気がいることは変わらない・・・。
こうしたサービスは浮気ではありません」の一言に背中を押されて、震える心で依頼した、とか理由を無理やり見つけて自分を正当化した、なんて話ばかりなんだよ。
業界がメジャーになっても、女性のこの思いは変わらない。
女性が性のことを気軽に話せる世界が来たとしても、女性のこの思いは変わらない。
これは業界がオープンになったところでおそらく何も変わらない・・
女性のためにもっと広めていきたいなんて業界の戯言でしかない。
マイナー業界だからこその、秘め事感・・
良い意味での安心感や気楽さ・・
女性のためを思うなら、それらをなくしてはいけないような気がする。
多くのお客様と向き合わさせていただいて、近頃そんなことを思うようになった。
とはいえ、女性が性についてもっと楽しめたり、発言できる世界に変えていかなきゃならないのは事実
これからだね。この業界の正念場は。