前戯の真実・・・

SEXでの前戯って軽く見られがちですよね。

僕のお客さんを始め、知り合いのセラピストさんたちのところに来る女性のほとんどが言っています。自分の欲望のためだけに、前戯を無視して挿入するダメ男は論外ですが、紳士な感じの男性でもそうなってしまうのはナゼか? について僕なりの見解を・・・。

前戯をろくにせずに、すぐ挿入して一方的にイく・・・

この話すごく聞きます。これって、女性側からすると濡れていないから痛い、気持ちがノりきれていないから置いてきぼり感がある、男性に合わせてイったふりをしないといけない、などなどいろいろ問題があります。で、そのうちSEXが苦痛になってしまう。
結果的にパートナーは大好きだけどSEXは大嫌い・・。でも求めてくるし、断れないからとにかく苦痛! ということになる。

とにかく女性の心身にかかる負担が大きい

でもね、前戯って男性側からすると正直、必要性をあまり感じない・・・。現在、性感セラピストをしている僕も過去はそうでした。現在、性感を仕事にしている僕ですらそうだったんです。

なぜかというと、その頃の僕は女性の興奮の仕組みををよくわかっていなかったから。まあ、僕に限らずほとんどの男性がそうなんじゃないかな・・・。

女性は時間をかけて高まっていきますよね。最初はゆっくり。そしてあるレベルを超えれば狂う。息吹きかけるだけでも気持ちいいとかね。もちろんそのライン超えるまでも感じてはいるんですけど、静かな反応なので男性側には伝わりにくいんですよ。

だから男性側からすると「あれ?気持ちよくないのかな?」って焦って適当なことになったり、すぐ挿入したりしてしまう。挿入すればそれなりの反応が返ってくるからね。例えそれが演技だったとしても・・・(苦笑)

でも女性を本気で感じさせようと思えば、前戯にこそ時間をかけないといけない。だって理性の限界を超えさえすれば息を吹きかけただけでビクンビクン反応してイってくれるんですから。でも残念ながら多くの男性はそのことを知らないんです。

だって誰も教えてくれないもの!

知識を得るのが、AVとか、的外れなことしか書いていないSEX教則本だったり、ヤリチン自慢の男の話とかだとそりゃそうなっちゃいます。

もちろんイくことだけがすべてではありません。激しく感じることが必須ではない。大好きなパートナーと一緒にいれるからとか、ハグだけでいい、自分より相手が気持ちよくなってくれればいい。そんなことで心が満たされることもあると思います。

ですがいつもそれだけではねぇ〜、いろいろ満たされないですよね。おまけにそれが毎日なんてことになると地獄でしかない・・(泣)。そりゃ嫌にもなるってもんです。

なので勇気を持ってパートナーに言いましょう。

「アセるな!ヘタクソ!!」

 

・・・

 

言えるかい(怒)!!って話ですね。すいません。でも本音はそうでしょう?

 

・・・

 

ってもう一度すいません・・・。

まあ言葉を選びつつちゃんと伝えましょうってことです(汗)。だってパートナーはそれでいいと思っているんだから。そこで言わずに放置しておくのはお互いにとってとても不幸なこと。勘違いしたままの男と我慢している女・・・ちょっと悲しいです。

どういう風に言えばいいのかわからない、というなら聞いてきてください。答えが一つではないのでこればかりはここに書けません。だからあなたの状況を聞きつつ、どうしたらパートナーさんが怒らず、傷つかないように言うかのアドバイスなどさせていただきたいと思っています。お問い合わせフォームからどうぞ。